本に掲載されていない怖い話が流出…
誰もが知っているドラえもん。原作者が亡くなっているのにも関らず、単行本は売れ続け、アニメも絶好調だ。
そんなドラえもんだが、単行本に掲載されていない怖い話が巷で有名になっている。どうやらこれは都市伝説として語りづかれているようだ。
独裁者スイッチ
物語は2つあるようだが、そのひとつが「独裁者スイッチ」というアイテムを使う物語である。そのストーリーとは以下のようなものだ。
のび太がいつものように、ジャイアンにいじめられて泣いていた。ドラえもんに助けを求めるパターンが展開された。
「仕方ないな」というお決まりのパターンにより、四次元ポケットからひとつの道具を出した。それが「独裁者スイッチ」と呼ばれるものだ。
この道具は、自分の気にいらない人間を一瞬にして消すことができるという、何とも恐ろしい道具となっている。もちろん、ドラえもんはこのアイテムを出すことに躊躇した。
何か恐ろしいことが始まるのではないか?という予感がしていたからだ。のび太に「慎重に使ってよ!」と何度も注意をしたが、当然のび太は聞く耳を持たない。
のび太はさっそくジャイアンを消したいと願いスイッチを押した。するとジャイアンは本当にこの世から消え去ってしまった。
続きます…
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恐ろしいことに、自分以外の人々の記憶からも消えてしまったのだ!それに驚いたのび太は、自分が独裁者になったような気分になる。それがさらに心の中に潜む悪魔を目覚めさせてしまったのだ。
次にのび太は、告白してフラれたしずかちゃんを腹いせに消してしまう。そしてスネ夫、出来杉、先生、ママと周りの人間を全て消してしまうのだ。
気付けばひとりぼっち。それに気付いた頃に、寂しさが心を襲い、泣いているとドラえもんが登場して一言こう言った。
「独裁者は寂しいものだろう?」
これでストーリーは終わりなので、その後どうなったのかは分からない。都市伝説なので、本当にこうした怖い話が実在するのかは不明だが、なんとも深い話である。
恐怖のバラバラボタン
もうひとつの怖い話の都市伝説は「バラバラボタン」だ。以下にそのストーリーを記述していく。
のび太はジャイアンにいじめられて、いつのもようにドラえもんにすがりつく。そして四次元ポケットから「バラバラボタン」というアイテムを出した。
これは自分の好きな部位と、相手の部位を入れ替えてしまうというアイテムだ。
これならばケンカで負けることはないと、ジャイアンに殴られる寸前に、自分の腕とジャイアンの腕を取り替えた。
当然腕力では勝るので、あっという間に勝つことができた。これで調子にのったのび太は、ラジコンがほしいときはスネ夫の指と交換し、テストでいい点を取りたい時には、出来杉の脳と交換した。
最後に駆け足で1番になるために、犬の足と入れ替えた。念願どおりにかけっこで1位になったが、犬の足と融合した姿にみんなが気味悪がってしまったのだ。
後悔しているところに、ドラえもんが出てきて一言こう言った。
「なんでも自分に都合が良いというのも不都合だろう?」・・・と。
なんとも怖い話である。この都市伝説は国立図書館か茨城にいるドラえもん博士に頼んで原作を読むしかないようだ。興味がある人は、都市伝説に触れてみるのも良いかもしれない。