どこでもドアにまつわる恐ろしい噂…
ドラえもんの不思議アイテムの中でも、出現頻度が高いのが「どこでもドア」である。通常は1話で1回の道具が出てきて物語が完結するというのが多い。
だが、どこでもドアとタケコプターだけは毎回登場する道具として知られている。それだけ身近な存在だが、怖すぎる都市伝説が存在しているのだ。
どこでもドアの噂…自分のコピーが現場へ移動する?
どこでもドアは、開ける前に行きたい場所を願えば、開いた先は願った場所になっているというとても便利な道具だ。アニメ版の映画や原作でも度々登場するので、知っている人も多いだろう。
だが、違う場所に行く場合には、一度自身の情報を全てドアが記憶させ向こう側に自身のコピーを作ることで、瞬間移動を完了させる。そしてドアの手前にいた人物は、焼かれて死んでしまうのだ。
どこでもドアが、現世の終わりを意味し、その先にいるのは自分そっくりのコピーであり、自分ではないというものだ。そのため、そこを通った時点で死亡し、まったくそっくりに作られた他人が存在するというのだ。
過去の自分へ連絡できなかった
都市伝説として、こんなストーリーも存在するので以下で記述していく。
夜のび太がトイレに行きたくなって起きた。そしてトイレに向うと電話が鳴った。こんな夜に誰だろうと不思議に感じながらも出ると、ヒドいノイズ音で全く聞き取ることができなかった。
だが、かすかに「2日後・・・使うな!」という言葉だけがかすかに聞こえたというのだ。怖くなったのび太は「これは夢だ」と自分に言い聞かせ、すぐにトイレを済ませて寝床に戻った。
続きます…
スポンサーリンク
その2日後、のび太がしずかちゃんの家に遊びに行くから、ドラえもんにどこでもドアを出してもらい、そこから出発しようとした。
そして着いた先はしずかちゃんの家ではなく、真っ白い空間が広がる「無」の領域だった。それを見たドラえもんは顔が真っ青になり、また開くとそこは同じ空間が広がっている。
ドラえもんはタイム電話をだして、2日前の自分達に助けを呼ぼうとしたら急に周りが暗くなってドラえもんが叫ぶ声だけが聞こえた。
のび太が急いで戻ってみるものの、そこにはドラえもんの姿はなく、タイム電話だけが残されていたのだ。ちょうど過去に繋がってはいたけど、雑音がヒドくて何も聞こえない。
そこでとりあえず、「2日後どこでもドアを使うな!」って叫んでストーリーは終わった。
ドラえもんの都市伝説の中でも、道具に関しての話題があるのはどこでもドアだけだ。それだけ、物語との関係性が深いのだろう。