真実!これが本当の最終話だった…
ドラえもんの都市伝説の中でも特に不思議だといわれているのが「最終話」である。本当に放送されたのかも不明なのだ。
最終話「さよならドラえもん」
一番有名な最終話の都市伝説が「さよならドラえもん」というものだ。以下にそのストーリーを記述していく。
作者である、藤子Fが亡くなった日の深夜に突如として「ドラえもん」が始まった。いつものとは少し様子が違うようである。
というのも、オープニングも流れなければ、本編のBGMもない。ただ、のび太の後姿が映し出されているだけである。
どこに向っているのかも分からない。昼なのか夜なのかも分かりにくい。どことなく白い風景が広がっているだけであり、のび太も何も喋ることもなく歩き続けていく。
続きます…
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そして10分ほど歩いただろうか。そこからカメラアングルがのび太の頭を起点として、バックしていく。そして周囲の景色が見えるようになってきた。
今までは、どこを歩いているのかも不明だったが、そのバックアングルで全てが判明した。どうやら、いつも遊んでいる空き地に向って歩いていたようだ。
その空き地には、ジャイアン、スネ夫、出来杉、しずか、ドラえもんのいつものもメンバーが笑顔で待っている。いつもの姿ではなく、皆が光り輝いている。
それは目を覆うばかりの眩しさだ。すると、カメラアングルがまた変わり、のび太がアップするようになった。
そして「行かなきゃ」という言葉を残して、皆が待っている空き地へと走っていった。その時に発せられた声はいつもの声ではなく、どうやら藤子Fの声だったと言われている。
最終話の後も、まだ物語は続く・・・
物語はまだ続き、空き地に走った後、まばゆい光が周囲へ包み、場面は新しい世界(あの世?)を映し出していた。
そこは一面花畑が広がっていた。音声はなかったが、しずかが「なんてキレイなの!この世とは思えないほど」と話しているような描写すらある。
そしてのび太、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、出来杉、しずかはそこから歩いて数分のところにある大きな川へとたどり着いた。
大きな橋がかかっており、多くの人々が橋を歩いている。橋の前には案内人が立っており、のび太を手招いて呼んでいる。
そこからのび太は「ここまで見送ってくれてありがとう。これからはしばらくお別れだけど、寂しくはないよ」と藤子Fの声で喋り、一人で元気良く案内人のところへ行く。
ここでストーリーは終わった。
都市伝説として有名なこの最終話は本当に放送されたのかどうかは不明だ。そして、起承転結もなければ、音声もBGMも無く、絵もいつもとは違ってみえたようだ。
三途の川が描写されていたり、あの世への案内人がリアルに映し出されてたりと、いつもとは違う雰囲気に覆われていた。もしかしたら、藤子Fの最期の最期を見せていたのかもしれない。